Roll To Rollプロセスの乾燥工程は、生産性、製造コスト(消費エネルギー)、製品品質に直結します。お客様のご相談内容に合わせた最適な解決策をご提供します。
生産性改善
Roll To Rollプロセスにおける乾燥工程が、生産性のネックになっている現場をよく見かけます。特に、水性塗料の場合は乾燥に多くの時間を費やす必要があり、乾燥効率を向上させる必要があります。一方で、生産性と省エネルギー性、設備スペースはそれぞれトレードオフの関係にあるため、最適点を見つけ出す必要があります。お客様の工場に合わせた、生産性向上のための乾燥設備・運転方法に関する解決策を、赤外線、熱風、レーザー等の様々な要素を考慮した上でご提案します。
省エネルギー
一般的に、熱を扱う設備は、工場内でも大量のエネルギーを消費する設備です。例えば、リチウムイオン電池の製造プロセス(ウェットプロセス)では、使用されるエネルギーの約半分が乾燥工程/溶剤回収に使われています。乾燥設備の省エネルギーは、Roll To Rollプロセスのカーボンニュートラル化のためには必須の対策となります。乾燥熱源の最適化、生産性/品質の維持を考慮した上での最適な解決策をご提案します。
品質改善
Roll To Rollの乾燥工程では、発泡現象や、白化現象等の品質問題がしばしば発生します。また、乾燥工程での乾燥ムラやバタつき現象、しわの発生も製品品質に影響を及ぼしますので、乾燥設備の運転方法等を見直す必要があります。Roll To Rollの製品品質でお困りのことがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。